松竹映画「砂の器」(1974)ロケ地探索 島根県編
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- Опубликовано: 5 сен 2024
- 松竹映画「砂の器」(1974)ロケ地探索 島根県編
訂正 今西巡査部長(原作) → 今西警部補(映画)
本浦親子が故郷を離れ、遍路旅、流浪の旅を続ける回想シーンは、島根県の木次線沿線の地で終わりを迎えます。今回、車中泊覚悟で5月の連休中に島根県のロケ地探索に出かけました。
50年前に撮影されたロケ地は、いつものように雑草が茂り、ロケカメラと同じ位置から撮影しようとする試みが何か所かで達成できませんでした。
最初の鉄道の場面は米子市の日野川です。鉄道の知識はゼロに近いですが、ロケ地を訪れると数人の撮り鉄らしき人々がカメラをセットしていました。記念すべき瞬間が訪れるということでしたので、にわか撮り鉄となり、幸運にも記念すべき鉄道車両を撮影できました。背景に大山が映っています。仕事で地元に帰省していた方に鉄道のお話をお伺いできました。映画に出てくる車両の写真を見て、車両の型式や名称を一発で当てたときは、本当に驚きましたね。撮り鉄はすごいです。
宍道駅から木次線に沿って移動しながら、木次駅、天野館へと進みました。天野館の社長さんに偶然にお会いでき、この歴史ある旅館と「砂の器」撮影クルーの話をお聞かせいただきました。ご本人は若いので親の代からいろいろ聞いていたとのこと。予約が入っているのでお部屋の見学は出来ませんでしたが、次回は予約を入れて絶対に宿泊するぞ、と心に決めてロケ地探索を先に進みました。「砂の器」博物館といった感じのようです。緒形拳ら俳優陣が近所の居酒屋「美園」に毎日のように通っていたとのこと。撮影当時は賑やかで華やかだったんでしょうね。
駐在所や、少年が砂の器を河原で作るシーンは、木次線の久野駅周辺で撮影されています。5月といえども、とにかく雑草が生い茂っているので、ロケカメラの撮影と同じ目線で写真撮影に挑戦したのですが、なかなか困難を極めました。駐在所の近所にお住まいの方とお話しでき、ロケ当時の逸話話をたくさんお聞かせいただきました。
神社のシーンの湯野神社では、境内を撮影していると、ご老人が近づいてこれら、いろいろ説明を始められたので、ご近所にお住まいの方かと思ったのですが、本殿まで案内され、続いてご祈祷までしていただき、おそらく湯野神社の宮司ではないかと思いますが、聞きそびれてしまいました。ありがとうございました。
亀嵩駅には蕎麦屋があって大変おいしかったです。この駅のロケ撮影は、別の「砂の器」映画で撮影されており、記念撮影される旅行者も多くおられました。元々はこの駅を撮影場所にする予定だったそうですが、駅が道路際に位置していること、道路の反対側が田んぼで地盤が低いことなどから、カメラ設置位置に適さないということで、別の駅「八川駅」に変更して撮影されたそうです。
桐原老人宅の撮影では、本来このお宅の茶室で笠智衆演ずる桐原老人と今西巡査部長との会話のシーンが撮影される予定でしたが、茶室の屋根が瓦葺ではないため映画のイメージとはことなり、採用されなかったとのこと。映画では松竹撮影所のセットで会話シーンが撮影されているとのことです。偶然にも、桐原老人宅の外観に使用された住宅の家主とお話しでき、秘話的なこともお聞かせいただきました。家主の方が関東のほうにお住いの時代に住まわれていた住宅が偶然にもご近所だったことを知り、驚きました。奇遇なことがあるものですね。この地域は山に囲まれた谷間に位置し、本当に美しい温和な環境でしたが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくるホビットの村を思い出してしまいました。春の温和な空気、田植えに向けた草刈りの匂い、鳥の声、穏やかな太陽。住みたいぐらいです。山菜取りで有名らしいです。
出雲三成駅は完ぺきに近代化されており、昔の面影はほぼゼロです。ただし、昔のプラットフォームにある待合室的な小さな建物が今も残っています。三成駅のロケ時代の画像が以下のURLで見ることができます。
blog.livedoor.j...
kisuki-line.jp...
最後の出雲八代駅のシーンですが、駅舎の改札口がある主要な建物は、そのまま残っているようです。動画では間違って全て無くなったとなっていますが、間違いです。
廃線が噂される木次線。建設時代の記録を見ると本当に困難極まる工事だったようですが、中国山脈の村や町を一本の糸でつなぐように横断する木次線は、いつまでも残ってほしいと願わざるを得ません。次回は木次線に乗って旅をしたいと思っている次第です。
邦画の最高傑作をよくぞそこまで現地訪問するとは、恐れ入りました。永久保存版です。
❤
リメーク作品たくさんあるけどやはりこの作品に勝るものはない
これは貴重な動画。撮影当時と現在の画像の比較、素晴らしい映像。動画作成者の方は大変苦労されたことと思います。非常に良かった。
❤
すばらしくて映画とダブり涙がでそうです。名俳優さん達の力演が目に浮かびます。
木次線が好きになった理由が、この映画から。 何度訪問しても乗車しても飽きない奥出雲の風景と巡り合う人々
島根県民としては嬉しい限り
50年前に茶室で撮影する為に、丹波哲郎さんが亀嵩の我が家へ来ました。
映画ロケの話を聞いていなかった我が家は、200年前に建った茶室の雨漏りがひどくて、それまでの枌葺きの屋根をトタンに葺き替えたばかりでした。
屋根が時代のイメージに合わないという野村監督の意見で、茶室での撮影は流れました。
が、丹波さんが母屋から茶室に向かって歩くシーンは撮られました。
奥出雲は、経済学者の成田悠輔氏が古代の景色が今も厳然として存在していて、行ってみる価値のある所だと語っておられました。古代からからたたらを操業していた土地柄が日本の原風景を保っている所以なのでしょう。亀嵩を含む奥出雲とはそういう所なのですが、動画に揚げて下さってありがとうございます。
@@user-sz3-nt9y2t8 自分は雲南市ですが よく奥出雲町をドライブします。亀嵩はもちろん 阿井とか鳥上とか癒されますね🚙
@@user-sz3-nt9y2t8❤
毎日、宍道駅を利用しています。木次線が乗り入れていた4番5番乗り場は無くなり、転車台があった場所などと共に駐車場になってしまいました。映画って貴重な映像記録にもなるんですね。素晴らしい検証映像ありがとうございました。
丁寧な素晴らしいロケ地探索動画をありがとうございます。
こりゃ凄いロケ地巡り動画だ!
合成のための撮影も準備から相当時間がかかってるでしょうねえ
関係者の方にお話を聞く行動力も凄い!
これからも期待してます
映画の秀逸さも相まって一緒に旅をしている気分になりました。
有難うございました。
ちょっと…今まで見たこれ系で最高級の編集じゃないですか。昔と今を重ねるって…恐れ入りました
懐かしい風景です、20年ほど前、八川駅、八川そば、 亀嵩駅蕎麦、よくたべにいきました。ありがとうございました。😭
力作映像ありがとうございます。「砂の器と木次線」という本を読まれましたか?当時の撮影のことがとても詳しく書かれていておすすめです
木次の素朴な風景と犯人の生い立ち
スケールの大きい最高傑作です😢
二人の刑事が真実に迫る姿にも感動です🙇🏼
ミステリファンにとっても、鉄道ファンに撮っても貴重な道が、力作ですね、ありがとうございます。
当時の備後落合駅なんて、懐かしすぎて泣きそうなのと、男はつらいよシリーズもそうですが、当時の駅舎や鉄道の様子がとても貴重に感じます。😊わたしは緒形拳演じる三木巡査がホント好きでした。
砂の器😢
何度観てもミステリアスなドラマに心を打たれます
主人公の生い立ち
犯罪を重ねる動機
親子で見知らる土地を彷徨う姿😢
最期の空港でのシーンには涙が止まりませんでした😢
素晴らしい動画に感動しました。
今、東京から転勤で島根に住んでいます。この夏、参考にさせて頂き巡礼したいと思います‼️
久しぶりにyoutubeですごい映像を見せていただきました。
以前知らないで八川そばを食べた際に駅のホームで記念撮影をして帰ってきてから撮影で使われた亀嵩駅と知り偶然にも訪れてよかったという思い出があります。
こんばんはDVDを引っ張り出して見てみます。
本当に製作ご苦労様でした、そしてありがとうございました。
主さんとロケ地住人の方に触れ合いもいいですね。皆さん良い方ばかりで
凄く大好きな映画です。親子の絆、切なさが表現されていて、最後の方で刑事役の丹波哲郎さんが彼は今父親と会っていると言っていた言葉が印象に残っています。ロケ地を拝見させて頂きとても感動しました、良かったです👍
そのセリフを思い出し目頭が熱くなっております
砂の器は我が琴線に刺さり過ぎていて
すぐに感情が揺り動かされます
よくもまあ こんなにも具にお調べになられましたね。映画の各シーンを思い出しながら楽しませて頂きました。
share して頂き有難うございます。
亀嵩駅行きました。松本清張氏の小説は舞台となる土地に凄い魅力があります。
お疲れさまでした、有難うございました。
私が25歳弟16歳2人で映画を見ました。2人で泣きながら見ました。どのシーンを見ても懐かしくて同時に切なくて、当時抱いた感情を思い出します。
ご苦労されたと思います、よくぞここまで撮影してくださいました。
素晴らしい動画です!本が出ていますね。『砂の器』と木次線(ハーベスト出版)
「砂の器」「飢餓海峡」「復讐するは我にあり」日本映画が蝋燭の火が消える前に放った原作を超える傑作
清張ファンにとっては、たまらない動画です。よくぞここまで検証されました。本当にお疲れ様でした。感謝申し上げます。ありがとうございました。
素晴らしい!! この労力に脱帽します。高校生時代に観た映画。夏の景色と空気感。・・僕が映画好きになった原点の映画。
丹波哲郎と森田健作がカッコ良いんですよね。
学生時代に「砂の器」と「点と線」を観ていたら、自分はきっと刑事を志望したに違いないと思うほど。
三木巡査の奥さん役「今井和子さん」の切ない涙する演技が忘れられない
50年以上前になりますか。お宝写真をありがとうございます。映画館でも、皆さんがすすり泣いていた場面です。😢覚えています。ありがとうございました。懐かしく拝見しました。😊😊
昔、映画を見た思い出が少し 蘇りました🎉、動画撮影された方ありがとうございます❤
地元の警官役で、加藤健一さんが出ています。大ファンなのですが忘れていました。ジープの運転をしています。
これは素晴らしい力作ですね。アップありがとうございます。
時間とお金がかかったと思いますが、多くに人にとっては興味深い動画だと思います。本当にご苦労様でした。
欲を言わせてもらえば、次は羽後亀田をお願いします。
コメントありがとうございます。ぜひ羽後亀田に行きたいです。建て替えられる前に行きたいですね
妻と同棲していた頃、この作品を見て感動した記憶が忘れられず、島根県の亀嵩までドライブしました。ここは、亀だけでなく、うさぎもいます、の看板に笑いました。石川県山中町、主人公と同じ生まれです。
木次線が永遠に廃線にならないよう祈っています。
素晴らしい映像、本当にありがとうございました。お本当に疲れ様でした。
人生、最高の映画の中の一本です。
駅で親子が抱き合うシーンは、今観ても号泣です。
何度リメイクされても、やっぱり、このキャスト、映像、音楽、全てこの作品を超えることはできません。
加藤剛の知性と憂いと華やかさ、加藤嘉の凄い表現力、等々、全てのキャストが最高でした。
音楽もこれを超えることはできません。
本当にありがとうございました🌈
せつなくなる映画でしたね。ここまでロケ地を巡られて感服いたしました。良いものをありがとうございました。
❤
撮影現場、全部知ってる場所です。当時高校生で友人2人と撮影を見に行きました。実際の亀嵩地区は山と山の間が少し離れていて山深い雰囲気が欲しい監督さんのイメージに合わなかったので、隣町の大東町久野地区を撮影場所に選ばれたとか。久野地区に住む友人に案内してもらって見に行き、撮影の合間に白い制服姿の緒形拳さんと写真を撮っていただきサインもいただきました。当時の大東町文化センターで行われたプレミア公開には丹波哲郎さんが挨拶に見えました。
大学生の時代に、新宿の映画館で見たから、一つ一つのシーンが懐かしいです。
私は加藤健一さんが大好きでジープの中の会話が聞けて嬉しいです❤相変わらず田舎の島根ですが、駅のベンチや国鉄バスとか懐かしいですね😆松本清張氏の原作とは異なりますが素晴らしい映画だと思います🎉
映画作りの苦労が よくわかります まことに丁寧に再現されているあなた様にも 頭が下がります、 映画の楽しみ方が増えました ありがとうございました。
大変な取材お疲れ様でした。駅舎や駅構内はともかく、村内の道路や川を見つけるのは大変だったでしょうね。
すばらしい
おおっ、素晴らしい、
撮影に大分苦労されたと思います。
行ってみたくなりました。
巡った気分です。感動しました!
素晴らしかったです・・この手の動画は比較画面を何度も繰り返す必要が多いが、丁度良いテンポとわかりやすさに配慮してあるので大変良かったです。
「砂の器」はサントラ盤やポスター所有する程好きなんですが、「あれは映画だから」と言われればそれまでですが以下の2点がどうしても納得できず(ストーリーに無理がある)未だしっくり¨消化¨できてません。どなたか良い「解釈の方法」をご教示願います。
①ピアニストとしてあれだけ成功したなら、真っ先に父親を捜して報告し、そして面倒みたはず。
②(正体を絶対に知られたくないにしても)あれ程までに親身になってくれた三木巡査を顔がわからないようにまで残虐に殺すなんてできないはず。
(個人的にはそれ程までに差別や貧困、過酷な流浪の旅で心が荒んだ、と今は解釈してますが・・)
宜しくお願い致します。
@@user-ezrxrhnfyrcdhru コメント、ありがとうございます。私の勝手な想像です。恐らくですが、当時のハンセン病患者に対する偏見と恐怖は凄まじく、今では想像できないほど恐ろしい病気だったからではないでしょうか。みずからも感染している可能性もある和賀としても、当時は父親と面会が許されなかったはず。それでも、和賀としては、父と子が別れ離れになってしまったのは、三木巡査の要らぬおせっかいが原因であり、「お前がいなければ、父親と一緒にずっと生活できたはず」という恨みの気持ちがあったのではないでしょうか。
@@walkingtetto7765
なるほど・・まず忘れちゃいけないのは当時のハンセン病への偏見と恐怖の凄まじさ、なんですね。
そして¨少年の立場¨からみると、三木巡査の要らぬおせっかいで父親と別れ離れになってしまったという恨みの気持ちの方が強い、という事なんですね。
何となくこの先、納得・消化できそうな気がしてきました、心から感謝申し上げます。
しかし、「深い」映画ですね・・
やはり地方の歴史のある場所はまだ面影が残っていて良いですね~☺️
別れのシ-ンは忘れなれない 出雲八代駅ホ-ムに立つと思い出します
まだ撮影場所が残っていたのには驚きました
撮影を目の当たりにした方々の話しも聞ける事にも感動しました
「砂の器」は世代を越えて多くのファンがいらっしゃる様で
「砂の器」が公開されてから数十年
是非この地で記念公開やシネマコンサートもしてくれたらな〜と想いました
自分も直ぐに訪れたいと思います。
貴重な映像ありがとうございました。
こうしてみると当時の撮影機材は凄い物ですね。
2020年に亀嵩で半年間の仕事の際に神社、交番と秀夫が走った鉄橋は教えてもらいました。
私も亀嵩駅に列車使っておそば食べに訪問した際映画を流してました
来年(2025)出雲の旅を計画してます。参考になりました!超力作の動画でした!亀嵩駅でお蕎麦を食べなきゃ、ならんですね
素晴らしいです。
すばらしい編集!
当時から気になっていたのは
加藤さんの違和感あるカツラ
子役さんの肉付きのいい顔(全国放浪してる割に)
加藤さんを運ぶ馬の今風の筋肉(これは今気が付いたけど)
なんと50年前‼️
そうです、私が高一の時に観ました😂
今西警部補です。
そうそう、なぜか原作と階級が違うんだよね。
素晴らしい映像をありがとうございました。ちなみに村上旅館にも泊まりました。画像見てここがあそこだとわかる自分が怖いです😂
丹鉄、撮り鉄のKINGDOM、霊界にもあかるい!実はまだ生きている!?
素晴らしい、良くぞここまで探求されました。少し目元が緩んで来ましたよ。後世まで語り継ぎたいですね!
これはありがたい。清張ファンとしてはこたえられません。
紹介していただいた場所、私も巡ってみたいです、特に湯野神社には絶対行きたいです!
当時、ロケを見学されていた方が記者の本領を発揮して、当時の地元関係者に取材されて書籍化したのを購入して読みました。
木次線の亀嵩駅
今のうちに出掛けて亀嵩そばを食べておこう
381系です
日本の原風景が美しいぶん、それに反比例するように事件の切なさが胸に迫る(泣)
ほんまや。キハちゃうな。パンタグラフあるし。
当時木次線ってキハ53一般色だったんだな
その後名物52-128が東北からやって来るんだが
丹波さんは霊界に行かれたのを知っていますが加藤健一さんはどうしてるかと思い調べてみたらまだ現役だった。
ラスト悲しく、、
ピアノのが回想シーンが忘れられない。こんな事差別です。😢😢
加藤健一が、笑ってる。
何で、映画の画像には「味」があるんだろ?
今西刑事は警視庁捜査一課の警部補です。